節絵説明会

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Naサイズ

節絵の紹介

節絵パーツの名称です。

  • 平面作品のサイズは規定規格としこれを「NAサイズ」とします。
  • 台座のサイズは自由です。
    現在は面ファスナー(マジックテープ)を脱着機構としていますが、マグネットの今後の支流につつあります。

節絵のパーツ解説

取り付け展開図

まず今回のメインである小さいNaサイズですね.この台座と言われるベースの部分と作品が合わさることによって、「節絵」というものになります。
最大の特徴が、脱着ができる、それも工具無しでできる。
なんで脱着をする必要があるのか?くっつけてしまえばいいじゃないか?という話もあるのですが、先ほど木津さんからお話があった「お客様をもてなす」とか「季節で設える」「音楽のように切り替える」ということになるとやはり脱着ができなければならない。
脱着も複雑であると使いにくいですから、できるだけ簡単にしてあげること。
今現状はマジックテープを使用しています。プロダクト的にはまだ検討の余地があるのですが、このようにできるだけ簡易に交換ができるというところが大事で、マジックテープが必ずしもベストであるわけではないのですけど、現状このやり方が非常に脱着・調整がしやすくコスト的にも低価格です。これを一つの商品とした場合にコストは大きなポイントだと思います。
将来的に脱着構造は変わる可能性があります。もっといいやり方や方法があればそういった構造にシフトする可能性が有ります。
一番大切なことは、サイズであり交換可能なことであって、ディティールの部分はどんどん進化していけばいいと考えています。
で画像を見ますと・・・
まず、柱や壁などに釘なりフックなりを打っていただいて、台座を賭け、そこに作品をつけていただく。
季節などで「換えたいな」と思ったら、違うものに変えていただく。台座自体もその時々で気に入ったものに交換していただく。
例えば台座も作品も複数あればバリエーションが生まれ、設えをアートで行うことができます。つまりユーザーが自由にできるということです。
このNaサイズの場合は大きさが見ての通り大きくないので、台座に関して言えばいろいろな素材の展開が可能です。
これはもう出会いというか、平面作品も様々ですが、台座に関してもいろいろな素材を扱っているプロダクト・クラフトなど実際に素材を扱って立体作品を作っている方であれば、いろいろなコラボレーションができます。
僕らがやるべきこととして、大きさなどを決めて、どういう風にして作ったらいいのかを一緒に考えていくことができると思います。

取り付け展開図
取り付け展開図

寸法図

寸法はご覧の通りです。この寸法は先ほど木津さんの言っていた尺寸法ですね。30.3mmを一寸です。
だいたい柱は3寸角もしくは4寸角で10cm~12cmの寸法が台座になっています。それに対して絵画が収まります。

寸法図
寸法図

捕捉:台座に対し中の作品は90×217mm、これは3寸(90mm)の幅で長さが白銀比で計算すると217mmになります。こちらは固定サイズです。

台座参考

台座の形は自由です。こちらは参考画像なんですが、節絵として成り立ち平面の作品がくっつけば、ある程度自由です。形の他に質感など素材にいろんな表情がある方が、上に乗る作品とのマッチングもさらに楽しめます。
通常画材屋などでフレームを買う場合、既製品の枠材から選び、それを絵に囲うわけなんですが、節絵の場合はその逆で台座の上に絵が乗るので、形状や質感など自由度が高い=面白い。だから技術的に難しい部分もあるとは思うのですが、面白い分色々な作家さんが参加できるという仕組みです。

台座参考

封筒

また、作品が購入者・使用者へ移って行く際に、パッキングをして封筒で送ることができます。物流のコストのことを考えると、郵便局を使うことが一番低価格で、有利な寸法であります。
作品を簡単に納品でき、相手が台座を持っていればすぐに飾ることができる。季節のご挨拶にも最適です。
封筒
この画像の左上の絵ですが、実はカビやダニなどが描かれています。
これは掛けっぱなしの額に入った絵画で起こっている不衛生な事柄です。
日本の高温多湿の夏には、額の中にカビやダニなどが発生することがあります。飾りっぱなしや押入れで保管している絵のガラスの中には木の根のような模様が見られます。これはカビ。また輸入木材の中の虫の卵が孵化することもあり、時間が経つと突然壊れて落ちたり家屋に影響を及ぼす場合もあります。高いところに飾りっぱなしの場合額やガラスが汚れとホコリまみれという様はよく見られる光景です。
節絵は取り替えることが前提なので、ガラスが必要ではありません。不衛生な状態になりにくい作りとなっています。

コラボレーション

平面作家と台座作家の方との交流が生まれるのも節絵の素晴らしい点ではないかと思っています。
普段全く接点のないような作家同士が、作品で共有できるという点です。

コラボレーション

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設えという点でいうと音楽がそうであるように、節絵もまたオリジナルでなくとも十分役割を果たせる場合があります。レプリカです。これは節絵の場合生産性にも優れています。
お客様の中にはオリジナルの平面作品に手の届かない人や、オリジナルへのこだわりなく季節に向けた作品購入や個人収集など、これまでのブランドやジャンルなどの価値を超え、新しい購入動機も生まれます。
このレプリカは簡単かつ低価格で作れます。レプリカに関しては後で説明します。

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写真は前回行われた展示の様子です。稲村ガ崎のスペースだったのですが、会場に合わせた展示構成ができました。今回はギャラリーさんごとに雰囲気の違う見せ方ができると思っていただいていいと思います。

Naサイズの構造

さて、節絵作品の構造なんですが、板に下地素材を貼り付けたり巻いたりします。作風ごとにやり方は異なるのですが、
一例として紙やキャンバスの場合。
規制の板などを加工したNaサイズの板に、展開図の形に切った紙やキャンバスを接着しホチキスで仮止めをすればピンと張る仕組みです。
通常キャンバスなどは側面を釘やタッカーで打ちつけたりしますが、この場合小さいのでホチキスで軽く仮止めで十分下地が作れます。
これはレプリカなども同様です。展開図の形に合わせプリントして切り取れば、後はノリ付けして仮止め、ノリが乾けピンと張ります。簡単に作れます。

Naサイズの構造

一般に90mm(9cm )の板や角材はホームセンターなどで既製品として手に入ります。ですが今回は支給しています。

Nsサイズ

次はミドルサイズになります。Naサイズと比べるとだいぶ大きくなります。

Nsサイズ

今回6月の節絵展でメインというわけではありません。
このサイズは節絵と同様の構造は、大きさ的にに難しいと思います。(素材にもよりますが)特に陶芸やガラスなどは焼成するものですので簡単に平面が作れるわけではありません。大きくなると素材に制約が出ます。なので基本構造が台座ではなく"枠"となります。これにおいては開発段階ゆえ台座作家の方は次回のステップとして、平面作品としては作家さんに是非チャレンジしていただきたい考えています。

Nsサイズの展開

大きさは学校の机に収まる寸法です。厚みの部分だけ検討中です。寸法は一定させるために慎重に検証していきます。

Nsサイズの展開

Nsサイズの平面作品の構造

基本的な構造は既存のパネルや木枠と同じような考え方です。これは後に出る一番大きい大きいNtサイズも同様です。
紙の水張りなどの場合はパネル。キャンバスは木枠などを使っていただく。
現在安価で供給できる方法を模索しています。

Nsサイズの平面作品の構造

Nsサイズの枠の構造

枠の構造なんですが、2種類の展開を考えていて、左のモノコック構造は実はNtサイズでサンプルがございます。
これにおいてはNs・Nt共にできるだけ簡単に作品が交換できるようにしています。
ハードとなる枠を家具のように設置し場所を確保する。そしてソフトとなる作品が揃っているので交換ができ、しかもそれが簡単にできる。
これは台座を作ってださる作家さんにとってはプロダクト的な話になります。右の図は色んな質のものを、このシャーシに乗せるまたはくっつけていくといった事で、様々な作家さんが参加できるようになれます。シャーシ構造は現在も開発段階です。
全てにおいて簡単に交換ができるようにする、また、よりベターなものが出ればどんどんアップデートしていくといった姿勢です。

Nsサイズの枠の構造

Nsサイズは横組みの作品がオススメです。映画のスクリーンみたいになります。

Ntサイズ

これはNtサイズの展示風景です。床の間に合わせてこのような花をおいてみたのですが、これは床の間の床板をイメージしたものです。実際家具で床の間の空間を作り出すといった工夫をしてきました。

Ntサイズ

Ntサイズのプロダクト

この他に設えツールとして「違い棚」とか、収納の「ツヅラ」などがあります。
絵画や工芸品などの立体物・花・香などが空間の中にエレメントとして存在する。それの総合でおもてなしをしたり、季節の設えをしたり、気分や天候などで変えてみることのできる空間。
また、CDを管理するのにラックが必要なように、管理するための家具も考えらえられています。

Ntサイズのプロダクト

作品・額(家具)・収納も展開していく。これらを作家さんやプロダクトを作る人たちの参入を促しつつ、トータルで「芸術・インテリア・設え」がきちんと成立するように考えていきます。

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